焦点距離
Focal length measurement
レンズの基本パラメータであるFナンバーを決める重要な要素であるEFLの測定。
また、結像光学系では、光学倍率を決める重要なファクタであり、カメラなど像面面積が有限にあるものは画角を決定する要素になります。
測定対象物
単レンズ
球面薄肉レンズ・球面ロッドレンズ、成形レンズ、非球面レンズ、シリンドリカルレンズ、プレレンズなど
組レンズ
複数枚のレンズが鏡筒に組立てられた状態のレンズ
測定内容
単レンズ・組レンズ
●EFL(有効焦点距離)
レンズの主点(節点)から焦点までの距離。下記の横倍率法の原理を使用して、NPL(英国国立計量標準機関)にてトレーサブルな校正を行い測定。
●BFL(バックフォーカス)
レンズ最終面から焦点までの距離。EFLとBFLを測定することで最終面から像側の主点位置までの距離の求められる。
●FFL(フランジバックフォーカス)
枠に組まれた状態のレンズの、枠の端面から焦点までの距離。
●EFLvs瞳径(球面収差)
指定された絞りを入れた状態で、複数回EFLを測定。
測定依頼書
使用装置

装置名称 | OptiSpheric AF 高精度光学定位数測定装置 |
測定内容 | EFL, BFL, FFL, 曲率半径、球面収差、屈折率(ne)、軸上MTF |
測定対象 | 単レンズ・組レンズ <測定範囲> EFL 0.5-450mm FFL/BFL/Radius 0.1-400mm MTF 5-500mm(0-250lp/mm) |
測定精度 | <EFL測定> 絶対測定精度 : 0.2% 繰返測定精度 : <0.2% <軸上MTF測定> 絶対測定精度 : ±2 MTF points 繰返測定精度 : ±1 MTF points |
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